午前中の一眼レフ教室が楽しく終了し、急いでレイアウト変更&撮影セット組みをして…午後はテーブルフォト教室です!
一日に2回講座を開催するのは、関西出張教室だけなので、午前中午後共に参加される方もいらっしゃいます
一日中ご一緒させて頂いて嬉しいですね〜
桐島アトリエではお馴染みの、シュライヒのロバくん!
結構ずっと一緒にいるのでそろそろハゲて来ました…が!それもまた愛嬌
あちこち一緒に出張に行っている相棒なのです!
テーブルフォト教室はカメラの操作方法ではなく「どうやったらいい感じの写真が撮れるか?」ということをお教えしております
まず「いいかんじ」って何だろう?というお話しから。
「いい写真」「いいかんじ」撮れてますか?
自分できちんと選びとれていますか?
そう改めて聞かれると眉間に皺が寄るか、眉毛が下がってしまう人が多いのがこの質問。
「いい写真」とは何でしょう?
それを一緒に考えて、自分自身で答えを出す事が出来ること。
それがテーブルフォト教室の目的です!
テキストを使ったレフ板の使い方や構図の考え方の講義を聞いたら今度は実践!
雑貨を「いい感じ」に纏める3つのコツ+1つを基本に。
まずは自分が選んだ子を大切に!
Vesna!さんではお店から商品として並んでいるアイテムを「撮影用」として撮影スペースにお借り出来るのです!
しかも自分の好きな世界にスタイリングが出来る!!
白と蒼のマトリョーシカからのインスパイアで白のロザリオと青い紫陽花を選んで頂きました!
ロシアには紫陽花が咲かないのですが(低温限界を越えているので)こうして一緒の空間にいると造花でも不思議ですね〜
角度と画角、WBを変えてちょっとシックに。
色んな角度で撮影して、色んな発見をみんなでします
木馬を中心にしたスタイリング。
手書きの絵付けがとってもあったかな雰囲気ですね。
なので、トイカメラフィルタをかけてレトロな雰囲気にしてみました!
手作りのほっこり感と、東欧のどこか昭和な懐かしい雰囲気によく似合うなぁ
と思います
目線をぐっと下げるとまた別の世界。
ちいさなマトちゃん目線だとこんなふうに見えているのかも
お次は我が家のアイドルチーキーのホルンくんをセレクトして頂いたスタイリング!
最初に桐島が置いた1つ目のアイテムは赤いリボンがかかったラウンドBOXだったのですが…「プレゼントっぽかったので」と男子参加者のスタイリング目線!
な、なるほど!!
赤いリボンはプレゼントに見えますよね〜!
プレゼントからの発想でぬいぐるみに、特別感をプラスでエッフェル塔なのでした
何処にピントを合わせるか、が決まってないと構図が決まりません。
どこにピントを合わせるか迷った時は、カメラを下げて自分の目でもう一度きちんと被写体を見つめる事が大切です
何が「いい!」と思ったのか。
何を「撮りたい!」と思ったのか。
自分自身に、もう一度きちんと問いかけること。
その答えが出ないうちに、カメラを構えないこと。
それぞれ「いい!」と思う場所は違いますね。
誰でも「いい!」と言ってくれる写真なんてありません。
だからこそ、自分くらい納得出来る「好きな場所」「いい!と思う場所」「撮りたい!と思うもの」を見つける事が大切です
Vesna!さんで「自分が撮りたい!と思うものをお借り出来ますよ〜」と桐島が言うと皆さん目を輝かせて店内へ繰り出します。笑
Vesna!さんの店内が宝物の宝庫なのは勿論、きっとどれを撮ってもすごく絵になるし「いいもの」なんです。
それでも、自分が選んだ子には理由があるし、きちんと向き合いたいな。って思いますよね。
「いい写真」かどうか、には被写体への愛情があるか無いか。
これがとっても大事なんじゃないかと思います。
特に、雑貨やお花、お料理などを中心とした「テーブルフォト」には「愛情」がとても大事なんじゃないかと思います。
愛情って言葉にするととっても重い人や盛大に考え込んでしまう人もいるかもしれませんが
要するに、心の動きをきちんと伝える事ができるかどうか。だと思うんです。
動かない被写体だからこそ、自分の心の動きを反映してくれる。
それぞれが選ぶ被写体、スタイリング、構図、目線、全てが個性です
さてさて!
途中、PhotoCafe恒例お茶の時間もありますよ〜
ずらっと並んだベラルーシ製国家公認食器のこの可愛いらしさ!!
もう手に入らないレアな食器を惜しげもなく出して頂いております!
お菓子は勿論
ИКРА(イクラ)食堂さん!午前中はマトリョーシカクッキーでしたが、午後はネズの実の北斗七星クッキーと古代小麦(ディンケル小麦)の全粒粉クッキー!
どちらもロシアにちなんだとっても希少な材料を使われています!
紅茶もロシアンティーで贅沢な気分です
そしてスタイリングですが…本当に選ぶアイテムやスタイリングによって世界がガラっと変わります。
桐島のアトリエから持参したものも、Vesna!さんからお借りしたものも。
あなたが選びとることで、理由が生まれて、スタイリングすることで命が生まれ、撮影することで一つ、完結すると思うのです
「センスがなくて…」という言葉は絶対NG!
センスとは「感覚」という意味の言葉。
感覚がない人はいないんです。
あなたが選んだ雑貨。
あなたが好きなもの。
好きな色は?好きな雰囲気は?
音楽は何を聞く?食べ物は何が好き?
そういう「あなただけのもの」を、もっともっと大切にしてください。
それが、あなたの感覚、つまり「センス」です。
もちろん、お決まりの構図やテクニックや法則はありますよ。それはお伝えしますし、お教えします。
でも、そんな事を覆してしまうくらいもっと素敵なものが、あなた自身の「感覚」なんです。
PhotoCafeは、その感覚を研ぎすます一つの切っ掛けになれたらなぁ、と思います
ですから、写真や構図に「失敗」はありません。
あるとしたら、きちんと意図が伝わらなかったのは何故だろう?という改善点。
意図なんて無いとしたらそれは最初の時点でつまずいてます。
男らしさ、女らしさ、年齢や暮らした地域。
それは統計をとれるものではなく、○○系とかひとくくりに出来るものでもない、もっともっと大切なもの。
あなただけの「感覚」。
大切に大切に。
カメラを持っていても、いなくても。
それはきっと、ずっとあなたを導いてくれるものです。
PhotoCafeテーブルフォト教室には「これはこういう構図で撮るといいよ」という答えはありません。
でも、参加されたみなさんは自分だけのとっておきの答えを見つけて帰っていかれます。
その、皆さんの笑顔が桐島の何よりの宝物です
<参加された方の作品です!>
参加者の方に当日撮影された作品を送付頂きました
送付頂いた方、ありがとうございました
photo by midori
去年一眼レフ教室でカメラをレンタルしたmidoriさん。
今年はついにマイカメラで参加!!
またお会い出来てとっても嬉しかったです〜
photo by midori
マトリョーシカ愛!が伝わってくるお写真
たくさんの子の中から選んだきらきらの目線が愛らしいですね
お写真掲載をさせて頂いた方、ありがとうございました!
(随時受付中ですので参加された方で「載せてもいいよ!」という方がいらっしゃったら是非桐島までメールで送ってください♪)
参加されたみなさま、楽しんでいただけて本当に嬉しかったです!
素敵なVesna!さんで今年も開催出来た事、嬉しく思います
あなたのPhotoLIFEが素敵なものでありますように。
ご参加ありがとうござました!!